タニデザイン流起業のコツ：勝つことじゃなくて、大敗しないこと

起業する際に気をつけること

いつもタニデザインは白紙からのスタートです！！(お恥ずかしい)

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こんにちは、グラフィックデザイン＆WEBコンサルのタニデザイン起業相談担当の野崎です。

起業相談受けてますとね、みんな勝とう(＝儲けよう)とするんですよ。まぁ、当たり前ですが。

自分が起業相談されたら、まず大負けしないことを優先して考えて頂いてます。

※もちろんリスクがデカければ、通常はリターンもデカいので、そういうのがお好みの方は、そちらで勝負されて全く問題ありません。あくまで個人的見解ですので。

この場合の負けないとは、失敗しても「大怪我しない＝資産が大幅に減らない状態」にすることです。

起業なんて10回やって1回当たればよい位の気持ちでやったほうがよいのでは無いかと思ってます。良い意味でテキトーに起業して頂くのが一番ではないでしょうか（何度も言いますが個人的見解ですよ）。

商品開発の相談を受けた際にもあったんですが、みんな自分で製品化したがるんですよね。

自分で製品化して売れたら丸儲けですから、儲けがデカいんですよ。でも失敗した場合のことはスルーでした、完スルー。駄目だったら、借金が1,000万単位で残るなんてことは忘れちゃってるんです。

製品化は失敗するだけの余裕がある企業さんに任せて、アイディアだけ売ればよいのです。その場合、丸儲けは出来ないかもしれないけど、失敗しても大きく人生が変わることもありません。

事業に失敗して、借金背負って心身に不調を起こす方は、たくさんおられますしね。

起業前は失敗しても、借金1,000万や2,000万なんて返せそうな気がするんです(そもそも勝とうとする意識が強くて、負けた場合の見込みは甘くなってますので)。でも実際失敗したら、たいていの人は心が折れてるし、そうそう計画通りに返せないもんなんです。

そうならないためにも、まずは大敗しないことを最優先で考えて頂ければと思います。

起業相談では、こんな感じで答えているんですが、真面目な方に限って

アンタは俺が失敗すると思ってるのか！(怒)

となったりするんですが、いや、そーゆーことでなくて。

失敗した場合のこと、もっと考えていただければってことなのであります。

ぜひ起業の際は、負けた場合のことも予定に入れていただければ幸いです。あくまでも個人的見解ですよ！！（ひつこい）

では、またー

今日の読書：AX(伊坂幸太郎)

昨日は好きな伊坂本を読了。殺し屋シリーズ最新作。これまでの殺し屋シリーズとは違った展開でしたが、面白かったですわ。忙しいときの読書は、3割増しで楽しいですな。

内容（「BOOK」データベースより）
最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!書き下ろし2篇を加えた計5篇。