ネットショップで低単価商品を販売する時の注意点

公開日: : 最終更新日:2016/12/24 Web集客・販売, ネットショップコンサル, ネットショップの作り方

チラシ・ホームページ・ポスター制作富山タニデザイン
【PR】ネットショップ構築、WEB集客、ネット販売コンサル。起業相談もやってます。

ネットショップ開業される方へ

実店舗で低単価商品を売るのは問題ないのですが、ネットでは・・・


Photo credit: Daremoshiranai via Visualhunt.com / CC BY-NC

低単価商品をネット販売する際の注意点

こんにちは、タニデザイン野崎です。

自分がほぼノープランでネット通販をはじめた十数年前は1つ数百円~という安価な雑貨も多く扱ってたので、それらもできるだけホームページ等に商品UPしてたんです。

しかし、低単価商品をネットショップで販売するには大いなる注意点がありますね。

それが、

 

手間と駄賃が釣り合わん
※フォント最大

 

これであります。

 

ネット販売:低単価商品で実施してた決まりごと

ネットショップでは高額商品を売る場合でも、安価商品を売る場合でも採寸・撮影・商品説明記載等の手間はほぼ同じです。

ウチは画像加工はもちろん、着用モデルごとの写真・着用感、クレームの恐れのある箇所の説明なども細かく載せてましたので、1つの商品をUPするのに最低30分から1時間掛かってました。

ヤフオクやメルカリの個人出品ならそこまでしなくてもよいと思いますが、商売でやってるとトンデモ系のお客さんに遭遇することも多いので、ずいぶんと注意を払って商品UPしてた方じゃないでしょうか。

で、1個500円の低単価商品を30分~1時間ほどかけてホームページにUPしたとしても、売れた場合の利益はせいぜい半分位(250円)でしょうから、1個だけ売っても手間賃にすらならんわけです。

 

そこで、ウチが安価商品で実施していた決まり・その1が出てきます

・安価商品は在庫が全部売れたら売上総額1万円以上になるようにする。

例えば売価1個500円の小物雑貨なら、在庫はかならず20個仕入れることにしてました。

原価50%で20個全部売れたら利益は5000円ですから、30分~1時間かけて商品UPした手間賃はなんとか出ます。これをビビって1・2個だけ仕入れて商品UPしてたら、ネットで売れても何のために商売をしてるのか分かりませんて。それは商売でなくて、ほとんど趣味の世界ですわ。
 

※もちろん、長期に渡り安定的に仕入れれる定番品なら話は別です。しかし、雑貨や服飾品は定番商品もコロコロ変わるため、1度に多く仕入れないと、その後仕入れようと思っても「廃盤になってた」なんてことはが良くありますので、自分は多く仕入れてました。

 
デザインでお困りならタニデザイン

他サイトでも売ってネットショップ運営を楽にする

つづいてウチが安価商品で実施していた決まり・その2について

・違うサイトでも同じ商品をUPする

たとえば、低単価商品を多く仕入れて、楽天・ヤフオク・メルカリ・自店舗ショップなどで同じ商品を売るわけですね。
 

すでに1つのサイトで商品UPは済んでるわけですから、あとは同じ画像・文章を貼り付けるだけでOKです。

これにより掛かった手間が4つのサイトで均等割りされるので、手間賃が安くなります。 自分は4つのサイトで同じ商品を売ってました。この方法はもちろん高単価商品にも使えますので、在庫を持つ余裕のある方は是非この方法をおすすめします。

※超高額商品になれば在庫を持たなくても良い場合もありますが、その辺の話は今回省いときます

 

ネットショップ運営を楽にするには

さて、ウチが安価商品で実施していた決まりで、最も役に立ったのが以下の決まり事です。

本日はこれだけ覚えて帰ってください。前述の決まりはどうでも良いです!(オイ)

では、低単価商品をネット販売するときの決まり事・その3。

 

・売上げが取れてきたら安い商品を扱わない

 

一番重要なので、フォントも他の決まり事よりデカくしときました。

それ言ったら終わりでしょ・・・と思われるかもしれませんが、結局はこれが一番効果があったし、ネットショップ運営自体がずいぶんと楽になったもんです。
 

そもそも、安価商品は高単価商品とくらべてクレームが多いという特性がありますので、これから商品を仕入れてネットショップされるという方には、低単価商品販売はあまりおすすめしてません。

すでに仕入れてある場合は「それ売ったら徐々にハイエンドに移行していきましょ」とお伝えしております。

移行しないとわからないかもしれませんが、そもそも高単価商品のほうが格段にネットショップに向いてますので、ぜひこの決まり事はお忘れなく。

これ↓は同じ商品を値上げすることについて書かれてますが、単価UP作戦の参考にもなりますのでお勧めです。

 

低単価商品だけ買うお客さんは(ほぼ)いない

低単価商品1点だけ買うお客さんってのは、ほとんどいませんので、低単価商品に注力するのはやめておいたほうが良いです。低単価商品を売るのであれば「ついで買い・まとめ買い」が期待できる商品にしとく程度でOKだと思います。

すくなくとも、個人事業規模でやってるようなネットショップが低単価商品で勝負してもロクなことはないというのは、間違いないだろうと思います。

もし「ウチは低価格商品でバンバン売れて儲かってる!」というネットショップオーナーさんがいらっしゃいましたら、すでに売る力はかなりお持ちだと推測されるので「高単価商品に移行すればもっと儲かりますぜ」と提言させて頂きます。たぶん、利益は全然違ってきますよ。いや、ホント、マジで。
 

とゆーことで、本日は低単価商品をネット販売する際のポイントについてでした。

では、またー

【タニデザインへのお問い合わせはこちらから】

関連記事

ホームページ制作にお金を掛ける時代じゃない

WEB担当者(=俺)も納得「ホームページ制作にお金を掛ける時代じゃない!」

ホームページ制作より、制作後の運用こそが大事 Photo via on Visual H

記事を読む

書けば儲かる?タニデザインがブログを書き続ける理由

フリーランスは書けば儲かる?タニデザインがブログを書き続ける理由

「ブログ記事=仕事の宣伝」である必要は無い Photo via on VisualHun

記事を読む

マラソン初心者の方へ

楽天市場でウンチクを語ること。届いたアシックスを例に考えてみる

楽天市場でアシックスシューズを購入  大特価!在庫処分価格!初心者エントリーランナー健康アシッ

記事を読む

プラン看板:ノープランで開業して14年。ギリギリ生き残ってる起業人の自己紹介

ノープラン起業から19年。独立開業は起業してから考えろ(え?)

※タニデザイン他メンバー紹介はこちらから 思いつきで店舗&ネットショップ開業する ビジネスマ

記事を読む

「WEB検索で上位表示にしてください」のお値段について

「WEB検索で上位表示にしてください」のお値段:ホームページ制作について

ホームページ制作で良く訊かれること SEOは”Search Engine Optimizati

記事を読む

売れるサイトのための最新SEO徹底解説

「売れるサイトのための最新SEO徹底解説」受講してきました

検索者が求める情報と体験を設計する事が大切 Photo via on VisualHun

記事を読む

そうだ、値上げをしよう 「値上げの技術」を読んで考える

生き残るための値上げ 「値上げの技術」を読んで思うこと

ミジンコ零細事業所が生き残るためには 値上げ一点張りしかない!!(と思ったり、思わなかった

記事を読む

楽天市場11年の運営者が語る。偽りなき楽天出店講座

ネットショップ14年(楽天11年)の出店者が語る。楽天出店講座その8

ネットショップクレームはお客様以外からも 楽天出店1年でネット販売200~300万位で安定

記事を読む

ad.pc

雰囲気&お料理◎!総曲輪・和心(かしごころ)さんで美味しい富山会石 鮎
雰囲気&お料理◎!日本料理和心(かしごころ)さんで富山会石

ネット販売歴20年。WEBサイト/デザイン制作はお気軽にご相談くだ

お酒のお宿喜泉 夕食
お酒の宿喜泉(宇奈月)で美味しい日本酒とジャズと花火で大満足

WEB販売コンサルティング・WEBサイト制作などお気軽にご相談くだ

月徳飯店麻婆豆腐
麻婆豆腐が絶品!!糸魚川で中華ランチなら月徳飯店ですよ

WEB販売コンサルティング・WEBサイト制作などお気軽にご相談くだ

おっさんには笑えないくらいキツい!香川金比羅山1,000段のぼりに挑戦
おっさんにはキツい!香川金比羅山1,000段のぼりに挑戦

WEB販売コンサルティング・WEBサイト制作などお気軽にご相談くだ

リバーリトリート雅樂倶 トレゾニエ ステーキ
お子様セットが豪華!リバーリトリート雅樂倶トレゾニエへ

WEB販売コンサルティング・WEBサイト制作などお気軽にご相談くだ

→もっと見る

  •  
PAGE TOP ↑