内定取り消しでプロ市民登場 その情報収集力はグーグル以上?

まぁプロ市民の定義も不明瞭ではありますけど

Anonymous Hollywood Scientology protest / scragz

これは実際にあった話です

職探し中の関東在住の知人男性△△さん。職安で紹介してもらった会社に行って、面接を重ねた結果、無事に内定獲得しました。

よかった。よかった。

と言ってるのもつかの間、しばらくすると内定貰った会社から

「諸事情により人を雇う余裕が無くなったから、内定の話は無かったことにして欲しい」

と連絡がありました。
 

△△さんは困りましたが、人を雇う余裕が無くなったようなところに就職するのも、先のことを考えるとけっこう不安だったので、内定取消しを了承。

そうしてまた就職活動を再開したのです。
 

ここで、プロ市民登場

そして、しばらくしたある日。△△さんの自宅に電話が掛かってきます。

△△さん「もしもし・・・」
 

「はじめまして、プロ市民です」
 

と相手が言ったかどーかは定かではありませんけども、なぜか相手は内定取消しの件を知っていて、いろいろと聞いてきたそうです。

おいおいおい、なんで内定取消しのこと見ず知らずのオマエが知ってる上に、ウチの電話番号まで・・・ドコで知ったんだよ!!

と不信感満点な△△さんですが、プロ市民側は構わずグイグイ聞いてきます。

※聞くと△△さんは内定取消しのことは職安と家族とごく一部の友人にしか言ってないということ。ホント、こーゆー情報を彼らプロ市民側はどこから入手するんですかね。職安の人がせっせと教えてるってことも無いだろうし、すっごい不思議。その情報収集能力がすごい、ある意味グーグル様以上でしょ。
 

するとプロ市民は「内定取消しで大変ですねー」という同情感をさんざん出したのち、「我々と一緒に戦いましょう!!」と言い始めたそーな。
 

「（え・・・戦うってなに？）いやいやいや、そこまではしませんヨ」と△△さんが言うと、プロ市民は

このケースでは100万円は取れます。と豪語。

100万ですよ、100万。いーんですか？

と具体的な金額を提示して抗議あるいは訴訟を迫ってきたそうです。

結局△△さんは次の就職先も決まりそうだったので、面倒なことに巻き込まれたくないという思いもあり、しつこいプロ市民のオファーを蹴ったそうな。しかし、これ100万円もらえるとなれば「いっちょ、訴えたろか」と思う人もいるんでないかな。

プロ市民に背中を押して貰って訴訟へ

自分は知らなかったんですが、このような労働訴訟の場合には、コンタクトしてきたプロ市民がきっかけとなってる場合がけっこうあるみたいですね。

んで、勝ち取った金額の20％前後を成功報酬としてもらうようです。

たしかに自分ひとりでは、ナカナカ内定取り消しで相手会社を訴えようとは思いませんものね。

まぁ、そもそも自分の感覚では内定取り消しで100万円も取れるとは思えないんですけど。都会だとフツーにそんな感覚なのか、はたまた「取れるかどーかわからんけど、やるだけやったれ」って感じなんでしょうか。

一部業界ではこのような補償抗議・訴訟は金のなる木として随分注目を集めてるようです。世の中、怖っ。

とゆーことで、みなさまもなにか困ったときはプロ市民に相談しましょう(オイ)

つーか、そもそもプロ市民とどーやってコンタクト取るんか知らんけど。

では、また。